就労支援を加速させる、メタバース商談会場
栃木県足利市で、障がいのある方々の「働く」を支援する社会福祉法人 足利むつみ会様。就労継続支援B型事業として、企業や官公庁から排出される機密文書の出張裁断サービスを就労支援事業の主力の一つとして展開しています。高いセキュリティと信頼性が求められるこのサービスを、より多くの企業担当者に効果的に伝え、スムーズな商談に繋げたい。そのための新しいソリューションとして、「みんなのコンテニュー」はメタバース上に専用のオンライン商談会場を構築しました。
時間と場所を選ばない、バーチャル営業拠点
足利むつみ会様のメタバースは、多忙な企業担当者がいつでも、どこからでもアクセスできる「オンラインショールーム兼商談スペース」として機能します。
ビジネスに最適化された空間:
落ち着いたデザインの空間には、出張裁断サービスの説明パネルや企業案内が配置され、必要な情報をその場で効率的に収集可能です。
アバターで気軽に商談:
事前にアポイントを取れば、アバターを通じて足利むつみ会さまの担当者と直接オンラインで商談を行うことができます。移動時間やコストを削減し、よりスピーディーで柔軟なコミュニケーションを実現します。
サービスの”心臓部”、裁断車をリアルに体験
このメタバース空間の最大の特徴は、機密文書出張裁断サービスの要である特殊車両「裁断車」が、メタバース上で再現されている点です。
車両を見ながら商談:
利用者はアバターで裁断車の周りを自由に見て回ることが可能です。車両のそばには配送引取の説明パネルが。処理可能品目から価格の目安までわかりやすく説明されています。
多様な事業も紹介、広がる可能性
メタバース空間では、主力である出張裁断サービスに加え、足利むつみ会様が展開する他の事業についても紹介しています。香り高い紅茶などの製品を展示するコーナーも設け、製品の魅力を発信。利用者の皆さんのアート作品の展示スペースも配置されています。
就労支援事業の新たな営業スタイル
足利むつみ会さまのメタバースは、就労支援事業におけるBtoB(企業向け)サービスの営業・広報活動に、デジタルの力で新たな可能性をもたらします。新規顧客の獲得、既存顧客との関係強化、そして障がいのある方々の仕事への理解促進に貢献することが期待されます。「みんなのコンテニュー」は、テクノロジーを通じて、福祉事業の持続的な発展を支援してまいります。